ちび子が誕生したら、専業主婦を覚悟してたけど。
ちび子がお腹にいるって知った時、びっくりした。
人生初の妊娠検査薬が2本になったから。
私の人生は決まったと思った。
学校で学んでいるお金を稼ぐことも、当分お預けだと覚悟した。
何年間は子供のためにママとして生きようと、当然のように決めざるおえなかったし、納得した。
学校で就職相談があるたびに、もう自分とは関係ない世界になってしまったと思っていた。
でもママになることは憧れでもあった。
反対に仕事をばりばりやる自分にも愛おしさを感じていた。
自分のママみたいに子供産んだら仕事の世界からさよならするんだって思ってた。
見た目だって、もうこだわる必要がない。
いつもズボン、おしゃれより動きやすさでいいと思った。
でも、突然昨日その覚悟も、ママというレールもなくなった。
もちろん1ヶ月後生理がきて、すぐ妊娠するかもしれない。
でも、(かも知れない)って単語に人生合わせるのは大嫌いだ。
それは(かも知れない)に依存し、それがなかなか叶わなかった時、落胆する。
どんどん惨めになる。
そんなのはいやだ!
そんな人生1ヶ月も2ヶ月も送りたくない。
だから、自分らしく、流産より前の自分より、さらに自分らしく生きてやるんだ。
それが今の私の活力。生きるモチベーション。
いつできるか待つだけの妊婦というものに、モチベーションはない。それはマイナス思考になることしかない。