妊娠虫40歳。

妊娠虫(バグ)を発生させてからの記録。

自分に素直になるのは難しいこと。

子供が二人いました。
A子ちゃんは椅子に座っているのが苦手で、おしゃべり好きでした。
B子ちゃんはお絵かきが好きで、ひたすら机に向って夢中で絵を書いていました。

はたしてこの2人の子供が大きくなった時、どんな職業を選ぶでしょうか?

人間は必ず周りに影響されます。
それは何気ない親の言葉だったり、友達や彼の言葉だったり、世間のニュースだったり。
人間の基本的欲求が絡み合い、自分に素直に生きることは難しいのです。

例えば人に言われた一言でコンプレックスを持つとしましょう。
コンプレックスを解消しようとして自分の性質と逆のことをしようとしたりします。

例えば、テレビで自分と同じ年齢の人が自分より倍稼いでたとしましょう。それをみて、自分もそうなりたいと、思い込んだりします。

例えば、世の中不況だから、大企業が一番いいんだといわれ、業界ナンバーワンは難しくてもトップテンに入る会社に入ったとしましょう。
はたしてその人は幸せになれたでしょうか?


ある日、大企業に勤めている年収1000万の人がいました。がんばって、無理は承知で働いていました。常にプレッシャーがあり、部署が移動になってもそこに馴染まなくてはいけません。

お正月、親戚が集まっていました。
自分は大企業にお勤めの高収入の人間だと、この親戚の中では一番優秀なんだと考えてたとしましょう。
そうしたら、まだ新卒の親戚の子が、学校の先生になるんだ!と目を輝かせていました。
それをみた年収1000万の人はふと、その子に劣等感を感じたのです。
その子は昔から劇団に入っていて、子供が周りにたくさんいる環境にいました。それはそれは楽しい空間だったし、自分は子供たちとずっと関わる仕事がしたいと学校の先生になるべく大学に入り卒業したのです。
念願の学校の先生です。

はて、どちらが幸せでしょうか?
くらべることはできないでしょう。
でもこの高収入で大企業にお勤めの人はその親戚の子をみて、羨ましく思ったのです。

素直に好きなことを仕事にし、そこに時間を費やしている。
自分は確かにいい企業につとめ、会社名をいえばみんなすごいねーといってくれる。
だけど、毎日毎日プレッシャーと自分が得意でもないことをしている。いや、スキルは上がっているし、できない事をできるようになってる。成長してる、、、。

だけど、いつも自分に言い訳をするのだ。
いつも自分を人と比べて優位じゃないと認められないのだ。

なんでか?
心から、その仕事が好きではないのだ。

人に自分は今好きな仕事をしてると言えないのだ。
これほど辛いことはない。
企業名と年収を自慢するしか自分にはないのだと、、。

仕事は結婚と同じようなもの。
苦あり楽ありの世界だ。
そんななか、私は旦那があまり好きじゃないけど、生活は楽だという人と
私は旦那がすごく好き!だから生活はいつも楽しいという人と。
ただ、楽っていう言葉が、こんなにも違う。

人間の欲求の前に一番強い感情が、好きという感情だ。
好きか嫌い、どんなに理屈をつけても、好きには叶わない。

好きという言葉は強い。
だから、自分に素直に生きるというのは、シンプルだけど、そう生きられるかは、別の話。

好きで、楽で、便利なものを選ぶことは、なかなか簡単なことではないけど、それが長続きする方法だ。

まあ、結婚も仕事も永久ではないけれど、人生の時間の大半を使うので、自分に合ったものの方が、成長率は高いよね?