全員が、それは正しいということはない。
人が意見を言う時、正しいか正しくないかで考えてはダメだ。
正しいも正しくないも、それはときと場合による。
もしその人が、いやそれが正しいといった時、その人の目線から見る事しかできない「立場」から、正しいといっているだけである。
また、そう思い込んでるだけだ。
繰り返すが、ときと場合により、以前正しいと言われていたものが、今回は正しくないことも多い。
人に意見を聞くとき、その人がどの立場から意見を言ってるのか、「前提」を想像できない限り、言葉上の正しい正しくないという過ちに陥る。
必ずその人の背景にある、前提を見よう。
でも意見を聞くというのは、視野が広がっていい。
自分ではこれしか思っていなかったものが、立場が変わればこう見えるのか!とびっくりする。
もちろんなんでもアホみたいに真に受けて、人の意見をそのまま信じるのはよくない。
相手の「前提」ははっきりみえるわけではないので、それが自分の求めているものと合致してるかは不明なのだ。
人が悪口を風潮して回ってる時ほど気をつけた方がいい。
たしかに悪口をいいたくなるほど、その人にとって嫌な思いをした相手なのだ。
なにかしらある。
けれどそれも一つの感じ方なので、そのままその悪口が、相手にそのまま当てはまるかというのはまた別の話だ。
とにかく、アホにならないよう、きちんと自分で考えなくちゃいけない。
人の意見はありがたや〜と拝んで、それはそれは丁寧にオブラートに包んで、棚の上一度置くべきだ。
そして我に返り、きちんと自分の立場の、今の正しいを見極めよう。
自分の正しいと思うことを決めて行動するのが、人生の醍醐味なのだから。