なーんかね。なーんか変。
旦那と最近の動向について話していた。
夜遅くなる時連絡しないのは、寝てると思ったからだと。
外食はみんな仕事の人と食べてたといっていた。
たしかに54歳のおっさんがモテるはずがない。
もし、相手の女性がいたとしてもそれは彼が上手く騙していて、それに合わせて女性も上手く合わせてご飯をおごってもらうくらいだ。
勝手にモテる旦那を想像するのはいいけれど、現実は違うだろう。
その話し合いのせいで、今日は夜飲んでくるとラインが入っていた。
さっそく実行したらしい。
私はといえば、勢いにのって旦那と同じジムに入会し、身体を動かしたり、スパでリラックスすることをした。
不思議なもので、二人で一緒にジムにいくことはないし、時間帯が違うので合わない。
旦那と私は、休日も二人で出かけることはない。
私は私、旦那は旦那で時間を基本的に過ごす。
予定をたてることがあまりない。
唯一、外食するくらいだ。
とにかく、時間を共有する時間がだんだん少なくなってきたと思う。
結婚して1年半、新婚生活という感じもなく、子供もいつの間にか作ることが遠のき、新居もどうなることやら。
当分新しく始める仕事のことで旦那は頭を埋めるだろう。
私は時々、旦那の仕事の雑用を頼まれる。
けっして一緒に何かをやる仲間にはなりずらいのだ。
仕事も子供も、共有する希望が薄まりつつあり、これからどうしていったらよいかわからない。
私は寂しい。
だけど、もう3年以上も一緒に住んでる同居人として、寂しいなんて言いづらいし、そういうタイプではないのだ。
何か一緒にする人がほしい。
でもそれをいっても、何やるの?と言われるのがオチだ。
このまま夫婦として花開くことなく、時間が過ぎていくのかと思うと切ない。
いや、そんなおとぎ話のような夫婦生活なんて夢物語だと知っている。
大抵は、生活の忙しさにまぎれて、そんなこと考えなくなるんだろう。
子供がいればなおさら。
夫婦がどうのこうのなんて言ってられないのだろう。
それよりも目の前の子供のことで一杯になるのだろう。
子供はかわいいだろう。
だけど世のいう奥様方の不満、女性として生きていないようで寂しい。
あ、あの不倫ドラマでもみようかなぁーと思う今日このごろ。
友人の一人はスピリチャルにハマっている。
最後は家族や親族の悩みに行き着くのだ。
私は彼女の気持ちがわかる。
女性としての自分の価値や、人に認められたい欲、それが叶えられない現実。
叶えることが難しい中で、それを見ないようにして、もっと高次元の話をするも、最後に帰ってくるのは、目の前の夫や子供、自分の両親とかなのだ。
一番身近だからこそ、上手くいかない。
一番身近だからこそ、基本になるのに、満たされない。
もしくは、満たそうとしてないのかもしれない。
本当は男性というのは単細胞で単純な生き物なのに、妻は単細胞の人に多細胞のことをやってほしいと願ってしまう。
でもそれは難しく、役に立たない旦那に仕上がってしまった(現実的にはお金をもってきてくれるのに)尊敬の念もなく、気持ちは夢が見れる、ジャニーズとか韓国アイドルとか、現実は難しいから、もうとことん夢見てやろうと諦めて貫く人だっている。
もしくはどうしても現実を変えたくて、離婚したり、何かしら変化を行動に起こす妻もいる。
でも、今の現象は、必ずしも半分は自分が作り出している。
自分の感情が、何かじゃまして、わざわざ夫婦仲に荒波をたてていることもある。
感情だから。
感情が思考を決めて、行動に起こしてしまうのだ。
例えば私はかっこいい人は苦手、大好きな人を旦那にしたいとは思わないし、人間的に素晴らしいと思うような人と一緒に生活したいと思わないのだ。
そういう人は陰からみていたいし応援したいし、尊敬したい。
私が選んだ旦那は、私の感情的なところから引かず、結婚するまで継続した人だ。
へんな話、自分の一番汚いところを見せても引かない人を選んだわけだ。
だから結婚できた。
同士ではないけれど、旦那の単細胞さとかあまりにも考えてないところや、行動の遅いところとか、上辺だけなところ見栄っ張りなところとか、通常だったら人間的に引くでしょって人を選んだ。
それは私が自由でいられるからだ。
もし相手が人間的に素晴らしい人だったら、私もそうじゃいけないと思ってしまう。
最悪にははっきりいって元からなれないけど、私の中では旦那と結婚したことで得られる自由があるのだ。
いい人だなんて思われたくない、やさしい人だなんて思われたくない。
お互い、へんな人だと思って、い続けられるから一緒にいるわけだ。
だったら通常の幸せな結婚や人生なんて望むべきではない。
ただ求めるのは自由、その自由というのは、私の中での自由の実感であって、物質的なものでないのだ。
刺激がないのもだめ、同じことを続けるのもだめな自分でも、一緒にい続ける旦那はそれなりに私と合ってるのだと思う。
趣味があうとか、リズムがあうとかじゃなくて、最悪でいてても、一緒にいられる存在だし、わざと荒波をたてて、わーわー言い合うのも一つの仲の良さなのかもしれないと、思った。
それに、旦那と出会って叶えられた夢もいくつかあったし、新しい世界も知ったのだから、悪くないのだろう、この3年半という年月は。