妊娠虫40歳。

妊娠虫(バグ)を発生させてからの記録。

まだお腹の中にいる。2回目の流産。

今日検査にいって、お腹のエコーみてもうまく見れず、場所を変えて、見たものの心拍は見えなくなっていた。

この間心拍があった時、サイズが小さいことを指摘されたのが気になっていたが、それでも心拍が、あって、感動した。

けれど、今日は何も見えなかった。

2mmだったのが、6mmになっていただけ。
1週間くらいで心拍は止まってしまったらしい。そして2週間くらいお腹のなかで死んだまま。

今もいる。

そんなの意味がない。

いやこんなことそこらへんであること。
流産だってたくさんの人が経験してて、2回流産なんてよく聞く話。

いとこのおねえさんは2回流産したあとに2人の元気な子供を産んだ。

ただ今は悲しくて悲しくて悲しくて辛い。

大丈夫2回目だもん。
前よりショックは軽いはず。

だけど、涙が止まらない。

ぽかんとあいた穴と、まだお腹の中にいる死んだ子供と、どうにもはっきりしない、空間においておきぼりだ。

こんなことがあるだろうと、準備はしていた。
流産してしまったら、妊娠していないからこそできることができるって、目標も決めている。

だけど、今日はだめだ。

悲しみが私をおおう。

大丈夫。たいてい月日が悲しみを和らげ、自分だけじゃない、よくあること、そう頭ではわかっているのに、ホルモンの関係か、悲しみから抜け出せない。

会いたかったなー。

会いたかったよー。

でももう赤ちゃんの声は聞こえない。

聴こえない。

いつの間にか赤ちゃんの声は頭に響かなくなった。

そういえば、一つおもいつくこと。
あれは、胸のハリがなくなったことに気づいた時。

ちょっと前まではあったのに、胸のサイズは大きいままだったけれど、張ってる感じが柔らかくなったことが前気になっていた。

だけど、出血も何もない。
体調にも変化がない。
お腹も痛くない。

だからわからなかった。

人生で一度みた、あの小さな白い心拍のチカチカした映像がまだ頭にある。

ああ、なんてこと。

命は消えていた。

ちょっと前までは出産したらどうしよう、妊娠中のことばかり、考えていたのに、生活全部が子供のためってつい考えていたのに。

もう、その必要がない。

育児書を見る必要もない。

後はお腹から出血とともに出てくるだけ。

虚しい。

虚しい。

虚しいという漢字はこんなにも私を表現してくれる。

人生2回目の悲しみ。

またか。
またか。

悲しみなんていらない!

そんなの必要ない。

どう気持ちを持っていくか迷う。

目標はある、この為に用意してある。

期限も迫ってる。

今日だけ。

今日だけは、悲しいのでいい。
だって、お腹の亡くなった子の弔いだから。

あなたのおかげで短かったけれど、妊婦になれてよかったよ。

悲しいけど、後悔してない。

悲しいのも痛いのも嫌いだけど。

でも悲しいの前に、嬉しいがあった。

優しい気持ちになれたし、幸せだった。

短い時間でもママになれた気分は幸せだったから。

さようなら。
また会うとき、必ず、今の自分より、もっと幸せになって、あなたを胸に抱きたい。