人生諦めが肝心とはどういうことか?
人生を諦めるんじゃなくて、何事もプラスマイナスゼロということを認識せよ、という意味です。
どういう事かというと、人生はいい事もあれば悪いこともあるということを認めるということです。
高くを望めばリスクも高くなるということです。
山あり谷ありというのを認めることです。
反対に、平坦な山で平坦な谷というのが凡人の生き方です。
リスクは低く、プラスも低いと言う人生です。
アップダウンが激しい人生は目立ちます。
話題性ですね。
物語性です。
人間は面白いストーリーが好きなんです、昔から。
だからアップダウンのある人生を歩んでいる人ほど、希少価値が高くなります。
有名になった時、その人の素晴らしいところしか見えませんが、その素晴らしさと同じくらい闇があります。
政治家や大金持ちの社長に、光しかないだなんて誰も信じないでしょ?
必ず裏や、闇があるんです。
光あるところには影がある。
そのコントラストが強いからその人間にストーリーが生まれて、それを聴いた人は心を動かされるのです。
いいとこ取りは無理です。
諦めましょう。
そういう意味で、人生は(いいとこ取りなんて出来ないよ!)諦めが肝心と私は思っています。
どっちを選びますか?
選ぶも何も、すでに平凡に生きてきた人が突然そんなコントラストの強い人生を送るなんて難しいですが。
自分が産まれてきた環境、それに対応した自分の資質、すでに決まっているのです。
無いものねだりをせず、自分の運命の中で楽しむことが大切です。
自分の運命を受け止めること、それができれば、人生最大限に楽しめます。
そういう意味で、人生諦めが肝心です。