敗北には原因がある。
人は、なぜか、自分にとっていい事だけの情報はとるが、気に入らない情報は耳をふさぐ。
例えば人から、あなたは将来大物になるよといわれた言葉と、
違う人から、あなたはそのままじゃうまく行かないよといわれた言葉、
どっちを情報として耳に入れますか?
大抵自分にとって有利な情報を信じるんです。
自分のマイナスの意見なんて聞きたくないし、楽な情報だけ取ろうとするのが、人間です。
また情報というのは人によって間違ってたりします。
そのままあるヒトの言葉を信じたら、敗北したというのはよくあることです。
どの情報が、勝つ条件か見極める耳が必要だけどなぜか人は楽な方をとろうとするから、敗北の情報を真に受けるのです。
そこに敗北の原因があるのです。
がんばったけど、負けた、うまく行かなかったというのは、必ず原因があります。
もちろん、縁がなかった、タイミングが悪かったというのもあるけれど、必ず勝てる情報はあるわけです。
だって誰かは勝っているのだから。
ただその勝てる情報を耳が選択できるようになるには、勝ちたい情熱が必要です。
ただ見た目だけ、ただ自分にとって勝つことが有利、だけじゃ、敗北の情報を耳に入れてしまいます。
どんなに言葉で繕ったとしても。
敗北した時、ふとふり返れば、前あの人がいっていた情報の方が勝ちの情報だったと、あとから気づくこともあります。
たしかに勝ちの情報を知っていたのに、それを無視していたなんてことはよくあります。
でもその勝ちの情報はあんがい面倒くさかったりして、行動に移したくないのです。
まー勝ちの情報を全部やらなくても、どうにかなるか、と楽観的に勝負に挑んだ時、敗北したりします。
まー負けてもいいやという気持ちが心の中にあるから、勝ちの情報を取らないというのも大きいのかもしれません。
情報は平等でなかったりもします。
簡単に勝ちの情報がとれるかといったら、そんな情報があったらラッキーなもので、隠されてる場合も大きいのです。
そういう場合、勝つためにはかなりの情熱が必要です。
例えば、ブリトニー・スピアーズ。
ディズニーチャンネルに応募しようとした時、年齢がわかすぎると言われてオーディションに落ちます。
何年後かに受けて受かります。
勝つ条件はこの時はっきりルール化されてたりするのです。
そのルールは他の人からきいたら、なんで?と思うことも多いかもしれません。
だけどそういう勝つ最低限の情報がブリトニーの親には伝わっていなかったのでしょうか?
有名になる人、成功している人、みーーーんな、はじめから勝ち続けているわけではないです。
下積みみたいな、泣きたくなる悔しい時間を過ごし、今があるわけです。
それはやっぱり、勝ちたいという執念だったりします。
一度敗北して、諦めるくらいだったら、それだけの気持ちなのだと思います。
または、敗北してみて、自分はこれくらいの気持ちだったと気づいて違う方向にいくかもしれません。
敗北の原因はあり、勝つ原因もある。
両方の情報は必ずあって、それをどう自分の耳に入れ選択し、行動するかが、敗北と勝ちの分かれ道だったりします。