妊娠3ヶ月、いろいろ思うところ。
ばたばたと最近が過ぎていった。
GWは台湾に旅行にいき、ラストの日はちょっとしたことがきっかけで怒鳴り合いの喧嘩になり、もう離婚だ!とまでいう私。
カッカきてる時の、私を誰も止めることはできない。
手元にあった彼のタブレットを壁に投げ飛ばした。
見事に画面はヒビ
だられなのを次の日みて、少し笑えた。
最後は彼が謝り、何もなかったかのように次の日が始まる。
彼と出会い結婚の中で自分の意外性というか、人と怒鳴り合って喧嘩するということだ。
彼以外では父親に一度ティッシュケースを投げたくらいで、モノに当たることはなかったのに。
これまで付き合ってきた人と喧嘩まではいかない、その前に別れたし。
汚い部分を見せられたり、甘えたりするのは、彼といることでよかったと思える。
GW終わってからも、仕事の中で派手な化粧をしてがんばったり、懐かしい人々にあったりで、妊娠してることを忘れるくらいだった。
とくにつわりという、つわりがなく、果たして今日の検診でどうなってるのか、不安もあるものの。
胸は多少デカくなり、ホルモンの体への影響に驚き、胸があまり大きくならないよう願いつつ(垂れたくない)、時々便秘に悩まされ、階段を登ったとき息切れして、私こんなに体力なかったっけ?と不安になり、ちょっとした立ちくらみを日々経験し、まだ出血もしてないし、妊娠は継続できているのではないかと思っている。
とにかく、いつ流産するのかとか心配だったのだけど、ばたばたしてたら、忘れていた。
ただ、ふと、自分が妊娠すると、友達が出産し子育てをしている大変さとか、どう日々感じてたのかとかを少し想うことができた。
私の友達は二人目の妊娠の時に病気になり、子供が5ヶ月くらいしたあとお腹の中で成長がとまって、分娩した。
お空に帰って行った悲しみや、それ以上に自分の入院生活、下の子を両親に預けたり、日々の中でいろいろ悲しかったり、頑張らなくちゃと思ったりいろいろあったのだろうと思う。
友達だって、逐一、夫婦で喧嘩をしたとか、わざわざ話さないし、不安なことを毎日友達に伝えるわけじゃない。
みーーんな、それぞれ、日々の生活の中でいろいろなことが起こって、対処していくのだ。
それは近くにいる身近な人だってわからなかったりする。
私にもいろいろなことがあるけれど、親だって何を子供が感じ何があったかなんて知らない。
私がもし子供を産んだら、その子の人生がそこから始まる。
少しはその子の人生を垣間見ることはできるけれど、その子はその子なりにいろいろ感じ、ヒミツがあり、一人の人間の人生としていきていくのだ。
それはとても不思議なものだ。
お腹の中で毎日一緒でも、そのうち赤ちゃんは赤ちゃんなりの夢を見たり、怖がったり喜んだり、お腹の中ですでに個人としての人生がはじまっているのだと思う。
たくさん人間がいて、たくさんの想いやたくさんの出来事があって、それぞれ生きて死んでいく。
それはそれは素晴らしい、物語だ。
それにしても、やっぱり、妊婦というのは特別だと思う。
だってお腹の中にいつももう一人人間がいるんだもの。
10ヶ月限定だけど。
その中で感じること、自分の意思とは関係なく変化する体、感情。
2つ分だから、得した気分。