流産して良かったこと。
流産してよかったことは、ある。
物事には、表と裏、マイナスもプラスも必ず両方ある。
この道を行かなかっから、こっちの道を行った。
あれがうまくいかなかったから、これが出来ている。
そんなこと、日常でたくさんあって、完璧なものもない。
だから、私は流産して、良かったこともあったのはたしか。
①筋トレに目覚めた。
妊娠してから、特に体力がないと困ると気づき、すこし運動は始めたものの、どんどん身体が丸くなっていくのを感じ、諦めていた。
しかし流産することで、諦める必要がなくなって、さらに、ストレスを発散しようと、悔しくて、20kgのバーベルを買った。
毎日筋トレしている。昔から一度はその体型になりたいと望んでいたことが叶うかもしれない。
②妊娠したから、諦めたあることを、諦めなくて済んだ。
去年からそのことはやろうと思っていた。今年最後かもしれないから、やろうと思っていたのに妊娠したから、残念ながら諦めようと思っていた。
しかし流産したから、諦めずそのあることをチャレンジし始めている。恥ずかしくて言えないけれど。これはとても大きなこと。
③プロテインに目覚めた。
筋トレをする中で、プロテインを飲むようになって食欲がコントロールできるようになった。そのせいで今後も太ることはなさそうだ。私の大好きなだいごさんの話の中でも、プロテインで栄養がとれていれば、体は食欲がわかなくなるというのが実感できている。
一生ものの知識だ。
もし私がシングルになってお金がなくなっても、プロテインはかかさずとろうと思う。
④体重が減ってきたおかげで顔のたるみが減ってきた。
やっぱり年々少しずつ筋力がおち、またそこに脂肪がついていくわけだけど、顔もしかり。
適正体重を、守ることで、なるべく皮膚の伸びを防止し、そして筋力を保つこと、それこそが顔のたるみを予防する大切な手段だから、きちんと自分の適正体重、美容体重に近いものが、本来の自分の身体だと気づくことができた。
顔周りが前よりもすっきりしてきた。
痩せるんじゃない、脂肪を筋肉に変換するのだ!
⑤母性が残った。
不思議だけど、前流産した時はそのあと悲しみしかなかったけれど、今回は心拍を確認したせいか、流産後に子供はぜったい産もうと思った。
45歳までには必ず私は母親になりたいと思った。子供を育てたいと思った。
周りの影響もあるかもしれないけれど、母性が昔より着いてきた。
悲しい思いをしたからこそ、歳を重ねたからこそ、大切にできることや、本当に何を自分が望んでいるのかわかると思う。
前は彼が子供をほしいといってもあまり乗り気じゃなかったけれど、今はたしかに母親になろうとちゃんと思っている。
必ず子供はできると思う、2回自然妊娠して流産したんだから。
⑥妊娠してないからこそ、出来ることはたくさんあることに気づいた。
失ったからこそ、今までの自由を改めて見直そうと思った。
妊娠したらずっとお腹の中の子を考えるし、出産したらずっと子供の世話をするようになる。それは現実的には簡単なことじゃない。毎日やって、放り出すことのできない責任だ。
だったら、今が一番身軽で自由で、自分の為にできる時。
もし子供が出来たあと、ちゃんと自分がしたいことをやった人間だと伝えられる人間でありたい。
流産してよかったこと、考えたらきりがないけれど、これが現実に私の中で感じたこと。