年明けからショックなこと。そしていい年にしようと思った。
お正月は、いつもあってない人たちに一斉にLINEを送る。
自分のLINE友達には、なんとなく知ってる友達なんて登録してないから、みんな思い出深い人々。
残念ながら43歳の私の年で年賀状というのはもうない。
でもその分、気軽に話せ、近況もすぐ聞くことができ、そこから近々会おうなんて話はすぐ出てくる。
日々の忙しさにかまけて、ちょっと遠い人とはそうちょくちょく連絡はとらないから、お正月のLINE挨拶はとても助かるツールだ。
そんなたくさんのLINE挨拶をしていると、突然びっくりするような近況も返ってくる。
その中で自分が前いた会社が売られてなくなるという話を聞き、とても悲しい気分になった。
30代真っ只中の6年間、その会社でいろんな出来事があった。
プライベートと含め、海外出張もあったから、本当にいろいろな思い出がある。
まだその会社のメンバーとは付き合いがあって、それでもそれぞれ家庭を持ち、住む場所も変わり、そう会えるわけではないけれど。
共通の環境の思い出をもつ仲間というのは本当に素晴らしいと思う。
もちろん、今いる会社だって、いろんな人に出会うけれど、やっぱり会社によってその歳によって、その濃度は違う。
もう30歳という時代は帰ってこないし、その思い出はただあるだけだけど。
思い出は美化されるものだから、今より少しばかりドキドキして輝いているように見えたとしても、当時は大変だったし、寂しや、辞めたいとかもあったと思うけれど。
それでも思い出はいいとこ取りだから、大切な記憶として保存されることになる。
人間は記憶を思い出す時に、記憶がより定着されるものだから、思い出は思い出すほど美化され良いものになっていく。
当時がそうじゃなくても。
寂しい。あの場所がなくなると。
まるで自分の思い出の居場所がなくなってしまうかのように。
でも人間は、最後は、自分がこの世から消えていく。
その時までまだ何十年もあるので、これからの生きてる時間をより大切に。
そして人とのつながりもなるべく途絶えないように大切にしていきたいと2020年1月1日思いました。