何かがうまく行かない時の対処法とは?
思っても見なかったことで、「なんかうまく行かない!」ということほど、モヤモヤするものです。
とにかく、なぜか?よくわからないけど、うまく行かない。
仕事でも、人間関係でも、目標達成でも、健康管理やダイエットでも。
原因がよくわからない上に、うまく行かないって、疲労感半端いないですよね。
そんな疲労感がある時はむしゃくしゃして、なおさら悪循環に陥る行為をしてしまうものです。
ダイエットがうまく行かない→いいやもう!食べてしまえ
目標達成できてない→いいや忘れてしまえ
人間関係がうまく行かない→どうにでもなれ
仕事もうまく行かない→辞めようかな
そして夜ふかししたり、脳の回転が悪くなることばかりやり始めるのです。
このあたりに来たら、一度立ち止まってあることをするといいです。
それは「捨てる」です。
この捨てるとはやろうとしてたことを捨てるのではありません。
ダイエットをやろうとしてたことを捨てたり、目標を捨てたりするのではありません。
例えば
ダイエットをしようとしてた人は、着ない洋服を捨ててみる、使ってない調味料を捨ててみるとか。
目標達成しようとしてた人は、携帯の中にあるたくさんのアプリを捨ててみる、本を捨ててみるとか。
仕事がうまくいかない人は、いつも使ってすこしボロボロになってきた鞄を捨ててみるとか、机の周りのいらないものを捨ててみるとか。
人間関係でうまくいかない人は、いらないメイク化粧品を全部捨ててみるとか、洋服を捨ててみるとか、髪を切ってみるとか、もちろんアプリも捨ててみるとか。一番多く捨てるといいかもしれません。
なんで?捨てるの?ということですが、
捨てた次の日、まずびっくりします。
あれ?そういえば、あれ、捨てちゃっだ!という変化にびっくりします。
このびっくりする行為というのは、ちょっとしたショック療法でして、頭の中のモヤモヤを吹き飛ばすのにいい効果があります。
捨てるのがもったいないなら、売ってもいいですが、面倒臭そうな場合、一気に袋につめて捨ててしまうのが良いです。
そして、「なくても良かったことを知ります。」
あーなんだ、こんなに洋服なくても良かったんだ。この資料なくても仕事にはぜんぜん影響ないや。このアプリもあったことさえ忘れてた。
頭の中でごちゃごちゃ、あれもこれも、自分には必要だと思っていたことが、実は必要じゃないことを「捨てたこと」で知るわけです。
すると、気持ちが落ち着きます。
あんがいうまく行かないと思っていたことも、たいしたことじゃないかもしれないと思い始めます。
ショックが大きいほど、その効果は高いです。
ダイエットしなくちゃ、こんな醜い足じゃだめだという自分への「こうならなくちゃだめだ」という固定概念が、自分を苦しめ、そしてそれに反発するように食べてしまう。
固執するというのは、思考がストップするわけです。
そうすると見える世界もどんどん狭くなり、被害妄想もたくましくなり、何をやってもうまく行かなくなります。
なぜならすでに思考がストップしているから、抜け出せないのです。
そんな時は「捨てる」ショック療法が最適です。
本当はラインアプリでさえ捨ててしまいたいものですが、後々困ることもあるので、そういうのは、見えないところに隠して置くのがよいです。
あなたが気にしているほど、相手は気にしていないものです。
たぶん気にしていた人は、それなりのことをしているのです。
それでも足りない!と自分で自分に追い打ちをかけて苦しくなるのです。
まずは何かうまくいかない時、周りや手元にあるものを見回し、端から捨てていってみてください。
そうすると、次の日、あーなんだ、なくてもいいんだ。と思うはずです。
そしてあなたがうまくいかないと思って悩んでいるものも、あーなんだ、悩まなくて良かったんだと思うはずです。
ちょっとしたショック療法。試してみてください。