絶望の時に浮上する方法。
私は愛犬が突然なくなって、とてつもなく空虚な気持ちになることがあります。
しかしペットロスになるほどの愛犬家でもないのは確かです。
でも感情が、「無い」という空虚感に囚われてしまうことがしばしばあります。
悲しくないなんて、悲しみを忘れるなんて、死んだ犬に悪いと思ってしまうのです。
しかしそれは、勝手な自分への哀れみ、悔しさ、至らなさ、弱さ、依存などから、目をそらすためにそう思いこもうとしてるのかもしれません。
亡くなった犬が、私が暗く悲しんでいる姿を本当に喜ぶだろう??????
そんなこと思うはずがありません。
それは忘れられたら悲しいと思うかもしれないけれど、(愛犬はもしかした気にしないかもしれませんが、、。)思い出して死んだ犬の話を楽しく懐かしく思い出して喜んでいたら、それは死んだ犬も喜ぶかもしれません。
鳴いてる赤ちゃんをみるより、笑ってる赤ちゃんの顔のほうが見ててみんな楽しいはずです。
亡くなった犬は姿は見えなくても、私のことは見えていて、聴こえているとお坊さんに聞きました。
それだったら楽しい私でいたほうが、犬のためです。
悲しみは誰のためにもならない。
そうただ自分を哀れんでいるだけです。
なので、明るく、前向きに、そして亡くなった犬のことを笑顔で話せるようになるべきなのです。
それでも悲しみに囚われてしまうことはあります。
そんな時にできることを書いてみました。
・素直にいろんな人に悲しいことがあったことを話す。思い悩むより、ただ悲しいとか、そういう自分の状況を口に出すことで、変な幻想にとらわれることがなくなります。
・自分よりずっと悲しい人苦しい人がいることを知る。私は愛犬を亡くして泣いていますが、数キロ先には、自分の子供を亡くして泣いている人、愛する人を病気でなくした人、さらに遠くには争いで殺されてしまった人、他人の狂気に巻き込まれている人、その最中の人、一人ぼっちで孤独で自ら死のうとしている人。。。
自分だけじゃない、自分よりはるかに苦しんでいることを知ることで、これまた変な幻想にとらわれることがないです。
・気を紛らわす、好きなことをする。
たしかにずっと愛犬の思い出にふけったり、悲しんだり感謝したりすることは大切かもしれません。でも残念ながら、私は愛犬が亡くなっても生きていかなくてはいけない。
だから悲しみなどから頭を全く、違う方向にもっていって、考えない時間も必要です。
ずっと考えなくちゃいけないなんて、愛犬は思ってません。
幸せなあなたでいることを願ってるはずです。
・ちゃんと食べて、ちゃんと身体を動かし、ちゃんと寝る。
基本的なことができてないことは、すべてに良くないです。
基本的なことは、出来る限り努力してすること。
疲れた頭、寝不足な頭では、ろくなことを考えませんし、ちゃんとした、栄養がなければ頭も回りません。
・呼吸瞑想をする。
自分の呼吸に意識して、大きく吐いて吸ってをただそれだけに意識をもっていって瞑想をします。
何も考えない脳のリラックスが、自分にとって大切なアイデアを導いてくれます。
・いつか自分も「無となる」ことを思う。
今自分は生きて呼吸しているから、悲しいと思うのです。
いずれこの身は焼かれ骨となり、意識はなくなります。
私は必ず何十年後か、もしくは来年か、死ぬのです。
今、生きているから悲しいと感じる、そのうち死ぬからその時に悲しみは感じないと冷めた目で自分をみることも大切です。
今思いついたことですがどうでしょうか?
今日も素敵な日だと思えるよう、良いことだけなるべく考えて、寝ましょう。
また明日は死なない限り、やってきます。