妊娠虫40歳。

妊娠虫(バグ)を発生させてからの記録。

浮気が発覚して1週間目。

だんだん、熱も冷めていく自分がいる。

もっと怒りたいのにもっと不安がりたいのに、日に日にその火は弱まっていく。

人の心の移り変わりは激しい。

浮気を許したあと、目の前にいる夫は、おチンチン男だったと思いついた時、馬鹿らしくなった。

おチンチン男を目の前に、いくらこちらの気持ちをぶつけたところで効果がない。
相手は悪いことをやったと、たいして思えない、おチンチン男だからだ。

浮気する男は、みんなおチンチン男という人種である。

それにたいして、嘘をつかれた、嘘をついた、人を傷つけた気持ちや、悪いことだと感じないのだ。

男だけではなく、女もだ。

浮気する方は、相手が悪いから、他にはけ口を求めにいくと思っている。
自分が悪いことをしている意識がないのだ。

悪いことをしたと思ってやってない人にたいして、あなたは悪いことをしたといっても通じないのだ。

そういうことがわかり、私は疲れたし、これはどうにもならないことだと思った。

そして、もうこんな不毛な争いから逃げたくなった。

許してくれたと思った妻が突然だまり、下を向き、無言の状態というのは、さすがのおチンチン男も怖くなる。

これは逆ギレをしても通じないと感じるのだろう。

妻は放心状態で、もう逃げたくなった。
この不毛な状態から、いちにもはやく、離れたいと思った。

そして告げる。
「(旦那と結婚する前に住んでた一人暮らしの)前の場所に帰りたいと」

本気で思った。

こんな自尊心を傷つけられ、普通に暮らしていたと思っていた自分の夫が1年半も嘘を付き続け、浮気を妻が見つけなければずっと続いていただろうこの夫婦関係に、なんの意味があるのだろうと。

妻が夫の嘘を見つけなかったら、いったいどうなっていたのだろうと。

もし子供でもできて、その時発覚したらどうしたのだろうと?

それさえも考えるのがバカらしくなってくる。

あー41といえど、おチンチン頭の夫と今すぐ別れて、新しい人を見つけたほうが、ずっと楽だと思った。

これから、何かあるたびに、おチンチン頭の男だった夫の姿を思い浮かべては、自分が情けなくなるのかと思うと、ため息しかでない。

記憶は消すことは出来ない。

浮気した夫は、一生、そのレッテルをつけたまま死んでいくのだ。

どんなに悔い改めても、嘘や、人を傷つけたことは、消えない。

本人が忘れても、傷つけられた人は、ずっと覚えている。

傷は時間とともに薄れるだろう。

だけど、真っ白に消すことは出来ない。

消すためにゴシゴシした痕は残る。

一生添い遂げようとする相手から、そんなふうに見られ続けられることに何の意味があるのか?

おチンチン男は楽観的だ。
妻は自分を許してくれると思っている。
そして自分のそばから離れないと思っているのだ。

だから必ず浮気された時、妻は覚悟を決めなくちゃいけない。
そしてその覚悟を、真剣に夫に伝えなくちゃいけない。

「次浮気したら、離婚します。」と、ハッキリ。

許すだけじゃだめだ。
許すだけでは、同じことを繰り返しても又許してくれると思うだけだ。

必ず、次はないことをわからせよう。

そして、わからせたとしても、伝えても、その妻の本気度は、まだ!わかっていない。

まだ!甘い。

許した後が肝心だ。

許したけど、許そうと思ったけど、自分はそれが苦しい、そしてもう、終わりにしたいことを告げよう。

だってそうでしょ?
おチンチン男と一生添い遂げるなんて普通無理でしょ???

だから、離婚したいではなく、「ここから出ていきたい、離れて暮らしましょう。」と言おう。

物件を探すことをしよう。

自分は辛い。
あなたのことを許したいけど、それには時間がかかる。
それには、心や頭を休ませる時間必要だから、一人になりたいと言おう。

夫はそこで初めて、妻が本当にいなくなるんじゃないか?と現実的に考えるのだ。

そこまでしないと、おチンチン男には、わからないのだ。
妻の辛い気持ちが。

いや、ここでもわかっていない。
ただ、離れていこうとする妻を知るのだ。

自分の浮気は棚に上げて、妻はそばにいてほしいと願う、バカなおチンチン男の姿を見るだろう。

妻も覚悟を決めよう。
自分の為に。
自分のすばらしい、人生の為に。

本当に何が大切か。
こんなチャンスはない。

ここにきて、妻は妻ではなく、女として、一人の人間として、これからどんな風にいきていきたいか、ちゃんと考えるチャンスがきたのだ。

このチャンスを掴めば、必ず浮気をされる前より、傷ついたけど、前より、よくなるはずだ。

私は思った。
私は彼と結婚した相手としてこの2年間、ケンカをすることもあったけれど、空気のような存在になってきたけど、それでも幸せであると、思い続けていたかった。

だけど、実際は、自分の日記を見たとき、浮気される前から、彼との距離、何か一歩踏み込んでいない、夫婦としての絆が、感じられなかったからか、いつも、何かしら彼にたいして不満を持っている自分がいたことを日記で知った。

びっくりした。
自分はこんなに昔から、夫婦の悩みや不安を持っていたんだと。

それを持ち続け、それでも見ないように、自分の好きなように時間を過ごすことで、ないことにしていた。

だから、こういう、結果になってよかったのかもしれないと。

何か、一歩踏み込めない、何かがまだ自分の中にある。

私は彼を本当に愛しているのか?好きなのか?

それは男性として見れているのか?
わからない。

ただご縁があって、結婚して今一緒にいる。

それ以上いえない。

そしてこれから、どうなるかもわからないし、まだ時間が、必要なのだ。

浮気発覚一週間目の素直な気持ちだ。