『人生問題解決ブログ♪』自力なしで成功する「環境作り」法。by「妊娠虫40歳。」

妊娠虫(バグ)を発生させてからの記録。※誤字脱字すいません、マイク入力でリライトしてません。ニュアンスでお読みください。

今日もまた精神科にいく。

何日か前にいったばかりなのに、学校の帰り、あの部屋に帰るのがいやでクリニックにいった。
先生に今思ってる沢山のことを話した。
解決法はないものの、安定剤を出してもらう。
とにかく不満や怒りは人に聞いてもらうのが一番だ!
そしてお家に帰って一息ついてからも父親に電話をして、母親にしかいってなかったけど、流産の話、それから旦那についての不満を沢山話した。
まーこれもまた結論はでないものの。
安定剤は今の私に必要!
夜はデパス、朝昼は新しくロラぜパムを出してもらった。
今日昼に飲んでみたら、ふわっとしたゆったりした気分になった。泣くことはなかった。
これはいい。泣かないと決めたのに、旦那との関係で泣き始めている自分に呆れる。
父親としてのアドバイスは今もらってる薬と、学校で上手に精神を保って、旦那とのことは保留でいいって。
とにかく今はストレスをなるべく貯めず、出来る限りバランスがとれた生活をするようにいわれた。
確かにその通りだ。今バタバタしたってどうにもならない。
10月までの学校、それから仕事、落ち込む時は薬に頼って、とにかくゆっくりでもいいから、前に進もう。
旦那とのことは保留でいい。
そのうちもし別れる時がきてもそれまで、そういうご縁だったということだ。
そうじゃなかったもしても、わざわざ不快になる行動や発言は旦那には避けた方がいい。すれ違いの生活で今はいい。
時間が解決してくれるかもしれないし、未来はわからない。
でも今日たくさん気持ちが吐き出せて、よかった。
新しい薬にも感謝。
 
私はもう旦那の帰りを待たない。
私は私の気持ちいい生活を始めよう。
それが正解。
もう合わせるのはやめよう。
合わせて無理してストレスためるなんて馬鹿みたいだ。
とにかく工夫しなくちゃ。居心地のいい場所をいつだって探すんだ。
自分の好きなことで時間を埋め尽くすんだ。
もったいない、くだらないことをぐちゃぐちゃ考えるなんて。
医者がいっていた、元奥さんに振り回されてる私達夫婦。
でも元奥さんなんて、どうでもいいじゃない、と言われたのはなんかすっきりした。
そーどーでもいい!

気づいたこと。

私は前の奥さんよりは愛されてない。
彼の前の奥さんへの怒りはそれだけ愛情があったからだ。
私だったら捨てられてもすぐ次に行く。その人を恨んだりしない。
私と前の奥さんの扱いは正反対。
私への扱いは貧しいもの。
寂しい物。
トキメキもない。
あるのは悲しみだけ。
何も手に入らない。
くれない。
私も与えていない。
こんな夫婦関係破綻する。 
たしかに5月に妊娠はした。
占い師は私に妊娠しますよといったけれど、流産するとはいわなかった。
それは当たっているというのだろうか。
良いところだけみればそれは当たってるかもしれない。でも本当に見えるのだったら妊娠した後の流産だってわかってたはず。
なぜ教えてくれなかったのだろう。
本当に委ねていいのか。
疑問に思う。
今私はすべての人やものを疑い始めている。
何もないんじゃないかと思う。
私には何もないんじゃないかと思う。

もういいんじゃないかと思ってきた。

整形したら、それが安定したら、その先明るい未来がもし見えないんだったら、彼とはもういいんじゃないかと思った。
たぶん7月8月の引越がなかったら、私は出ていこうと思う。
その前にバイト先を探そう。少しでも今の仕事に関わること。wワークでもいい。学校が終わった後のひまな時間は私にとって悪影響だ。
そうやって10月まで、バイトに仕事、整形にと、残り4ヶ月を過ごそうと思う。
どうせ学校終わって家に帰っても彼はいないか、いてもトイレの中だろう。
子供が消えて、私たちをつなぎとめておくものが消えた。
それがいつ帰ってくるからわからない。
いつ帰って来るかわからないものを待ってるのは大嫌いだ。
まずは仕事を探そう。11月はわからない、どうやって年末を過ごすのかもわからない。
だけどまずは目の前の仕事を探そう。学校だけじゃ私には消化するパワーが足りない。

あなそれと同じようなことをしていた。

ひどい主人公だと思ったし、馬鹿だなと思った。
だけど、結婚はしてなかったものの、同棲してた彼に同じようなことをしていた。あのドラマより酷かったと思う。
優しい彼だったけど、不満だった。満たされなかった。セックスはなんか痛かったし、キスも嫌だった。それなにの、一緒に棲むのは居心地がよかった。けれど心は昔好きだった人の方に向いていた。それから海外出張の度に浮気をしていたし、帰国の時、彼は会社をわざわざ休み空港まで迎えにきてくれてたのに、私は何か不機嫌だった。
私はよく不機嫌になり、そのパワーを発散すべく彼にいろいろな注文を突然つけた。
あれしたい、これしたい、これ買おう、彼はいつもいいよといった。だから私のコロコロ変わる気分に彼も大変だったと思う。でも私には悪いことをしてる感覚がなかった。当たり前の用に好きなことをした。それから、いつも彼と別れたいと思っていた。そのくせ自分からは言えなかった。彼は頑張って色々私に合わせようとしていたけど、それで何か手に入っただろうか?たぶんなにも手に入らなかったと思う。
彼は私の浮気を知り、彼も私が出張にいっている間浮気をした。それがわかって激怒下私だけど、それは自分を裏切った憎しみからであって、決してその浮気相手に嫉妬したわけではない。
まさに、破綻状態のカップルだった。ある朝彼が大声を揚げた。そして泣いていた。彼は私がよく出張にいっているあいだ、ひまわりを育てていたのだけど、それが別れ際にきて、咲いたのだ。 
太陽が照っていて、ひまわりが綺麗に咲いて、彼は泣いていた。やり直すことは難しく、私はスーツケースを持って実家に帰った。一度だけ荷物を取りに行った時、部屋は散らかっていて、ダブルベットに仰向けに寝ている彼がいた。
彼が私が出張中に引越をすませ、また私が出ていった後、一人で片付けして引越したのだろう。
それから何年かぶりに1.2度会ったことがある。特に意味はない。お互いの近況を話して、何を話したかよく覚えてないけど。
それから会うことはなかったし、電話番号も消した。
彼と付き合い始めた時、彼は小さな紙を持っていた。見せてっていったら、いやだといったけど、無理やりみたら、そこには私にとっていい旦那さんになれますようにと書いてあった。
優しい優柔不断なニコニコ笑う人だったけど、その時の私は仕事と自分の野望に満ちていて、彼と向き合うことができなかった。
私はそんな付き合いばかりなのだ。 

SNSってすごい。

前の奥さんの幸せそうな声を聞いた。
旦那のことを心底優しい人だと思い独り占めしたくなって結婚したそうだ。
新しい旦那は彼女のもってるピュアさを知って惹かれていったそうだ。
かわいそうなうちの旦那さん。
前の奥さんはすでにもう、彼がもんもんと家で待ってる時、すでに相手と出会っていたのだ。 
だよね、わかる。女ってそうなんだよね。
あっという間に出会える。別れた時には出会いがあって、再婚する相手と出会ってたんだね。
悲しいね。
旦那は出ていった奥さんのことをずっと怒り落ち込み悲しみ憎しみを持っていた時、そこに時間を費やしていた時、前の奥さんにはもう次に進んでいたんだから。
いや、前の奥さんだって悲しみ苦しみ辛かった。
どっちが先かなんて、馬鹿らしい話。
今ってすごいね、前の奥さんの声や姿がsnsで見えてしまう。
そんなこと、どうでもいいことなのに。  
私は何がしたいのだろう?私は何を血迷っているのか。私の心はどこにあるんだろう。前の奥さんなんてどうでもいい。問題は私達。もしくは私だ。
私はなぜか今まで一度として、人に好きとか愛してると言ったことがない。
相手が言ってほしそうだから言うときがあったとしても、一度として、他人と向き合って、ちゃんと目をみて、受け入れたことがない。
私は誰も愛してないんじゃないかと昔から思っている。
たまたま縁があって結婚した。だけど紆余曲折あり、私はどこかしら、旦那を疑っている。旦那の知り合いに親族以外は紹介されたことがないし、私も自分の旦那を紹介したことがない。
心がないからだ。
自分のための結婚であって、相手のための結婚じゃないからだ。
だから子供もやってこないんじゃないかと思う。
保身のためだ。
私は彼のお金で自由に生活し、彼の優しさも軽く受け流して、私はそっぷを向いている。だから前の奥さんが素直に旦那のことを受け止めてる姿が羨ましいのだ。
旦那はよくいった、自分が将来年老いたら介護してくれるだろうと。
でも似たもの夫婦だ。
私だって彼と同じだ。
私だって、自分が自由に生きられると思ったから彼と一緒になったんだ。
お互い自分がかわいいのだ。心底相手のことが好きだなんてわからない。
結婚してるのに、私は彼の気持ちがわかってない。
面倒くさい女だ。
素直じゃない。

でも、よく母親がいっていた。結婚っていうのは、ご縁だからねって。
どんなに好きでも結婚できるとは限らないしタイミングもある。欲張りすぎなんだろう私は。
私は欲張りすぎる。そしてほしいものが手に入らないと思ったとたん、すべてを捨てようとする。
私はなんなんだろう。
自分がわからない。わからないから、迷う、わからないから、人を羨み、自分を蔑む。もし、赤ちゃんがあのまま生きていてくれたら、不安の中にも母親になれる誇らしさが得られたんじゃないかと思う。
推測だけど。
空なんだ。何しても、殻なんだ。目の前にあるものをガチャガチャいじってみるけれど、どれもこれもすぐに飽きて、また空虚になる。
また探さなくちゃ。いつも探すばかりで手に入らない。
私はまだ病んでるのか。

流産から5日目、忘れかけてる。

私の忘れる能力はすごいと思う。
昔から、いろんなことを忘れる。
流産の悲しみはなんだか、もう、過去のことのように感じる。5日前のことだったなんてわからないほど。
出血もだいぶ収まってきた。
きっと妊娠してからの期間が短かったのと、お腹の中で対して成長しなかったからなんじゃないだろうか。
1枚だけのエコー写真は、取り残された記憶の一部みたいだ。
未来はわからない。
今は学校があってやることがあるから、生活にメリハリがあるけれど、これがなかったら本当にだめになってた気がするし、立ち直りもなかなかできなかった気がする。
ほどよく忙しいってこういう時助かる。
もう、子供を見ても、妊婦を見ても、そこまで悲しくない。
生まれて来なかった妊娠虫のことも思い出すことは少なくなった。
ただ、時々、ぼーっとするだけ。
この、空虚な小さな空間は、まだ仕方ない。
いずれこの空虚感も、空気に溶けてなくなるだろう。
それよりも私は整形の相談をしにいく日がだんだん近づいてきて、大丈夫かと不安になる。
勢いで予約したものの、私は踏み出せるのか。
そんなことも、悲しさを違う不安に置き換えてくれてるのかもしれない。
10月半ばまでは学校があるけれど、卒業したら私はどうするんだろう。
それまで妊娠虫はまたやってくるのだろうか。
もしくはバイトでもやり始めてるのだろうか。
できるならば、明るい未来が待っていますように!
2017年もそろそろ折り返し。
がんばろう。

前の奥さんについて

私は2代目の奥さんです。
前の奥さんは最近再婚しました。
前の奥さんは彼を捨てました。
もう4.5年以上前の話です。 
彼は天狗の鼻の持ち主でした。
なので奥さんは耐えきれず出ていき、帰ることはありませんでした。 
彼は人生で始めてショックを受けました。
まさか奥さんが自分の前から消えるなんて思っていなかったのでしょう。
彼は彼なりに深い傷を追ったのか、天狗の鼻はぽきっと折れました。
私は前の奥さんとは違うタイプらしいです。
私は面白がって付き合いはじめのころから前の奥さんの話をよくききました。
初めは素敵な奥さんだと思いました。嫉妬もあったかもしれないけれど、彼をかえして知る前の奥さんに私は憧れさえ持ちました。
なぜなら私よりずっと忍耐強く頭の回転も早く、明るく、社交的で、人から好かれるような女性に見えたからです。
反対に彼の人間性にはもったいないくらいの奥さんだったんじゃないかと思っていました。

それから、彼が前の奥さんのことを知り合いからsnsで知るたびにイライラしてるのを知りました。自分を裏切った女の幸せそうな顔は許したくないのでしょう。
でも、彼のもとからさらせたのは彼の責任でもあります。
彼は奥さんがいることに慣れてしまった。何をいっても、してもいい存在だと思ってしまった。
奥さんも彼の怒りや怒鳴り散らすことに怯え歯向かうことができなかったんだと思います。

私はどうでしょう?
私は忍耐強くないです。
意思も強くなく、人に流されやすい。
それなのに、彼と対等にケンカし、言い争い怒鳴ることができました。
私は彼の悪いと思うところはズバリと言うし、自分が悔しい時やイライラした時はお構いなしに彼に当たりました。
彼は昔のように、前の奥さんの時のようにすることはできなくなっていました。
天狗の鼻はもうなかったからです。

私は2代目の奥さん。
それは良いこともあり、不満に思うこともあり、だけど、すべてまるごと含めて、今一緒にいること、目の前の人は、本当はとても貴重なことなのです。
その、貴重な時間、目の前の人をないがしろにすると、それはとてもとても、自分に後で帰ってきます。

流産から4日目、もう泣かない。

毎日泣いてる。
毎日暗くなる。
やだ。
そんなのもうやだ。 

甘いものやお菓子は絶対食べない。
もう泣かない。泣いて自分を可哀想がるなんて、赤ちゃんに失礼だ。
亡くなったのは、赤ちゃんの方。
この世に誕生したかったのは赤ちゃんの方。
私が一番悲しいんじゃない。
赤ちゃんの方が無念だったはずだ。
せっかく、やっとこの世にやってこようとしたのに!
だからもう泣かない。 

人を羨むパワーがあるなら、他のところに使おう。
自分を悲しむパワーがあるなら、他のもっといいことに使おう。

もし、お空に帰った赤ちゃんが、もう一度私のところに戻ってこようとした時に、素敵な場所にできるようにするんだ。

もっと健康なママの身体。
もっとお金もあって自由になれるように。
(天国の虫)「もっとママが明るくて、強くて、能力が高くて、喜んでて居心地がいい場所になるように。」

1日たりとも、無駄にしない。

私は今日赤ちゃんと約束する。
もう泣かない。
どんな手を使ったとしても、悲しみや喪失感で自分を汚さない。
もう、そんなのはいらない。

私は立ち止まるのが大嫌いだ。

流産後の悲しみから怒りへ。

流産後1日目は、「赤ちゃんがいなくなったのに、なんで自分は生きてるの?」と思った。
2日目「私が赤ちゃんを殺したんだ。」と思った。
今日は怒りの気持ちでいっぱいだ。
なんでこんな目に合わなくちゃいけないの?
初期流産は染色体異常だとよくいわれるのはわかってる。
40歳だったら、半分の確率で流産することも聞いた。
確率論だとして、
宝くじだって、当たる人もいれば、当たらない人もいる。

でも、
妊娠は私と彼の身体から作り上げて、それを私のお腹の中で育てようとしただけ。
そんなに二人共悪いことはしてない、はず。
たしかに完璧な妊婦としてケアができてたわけじゃない。
普通に生きてただけだ。
この子は強い子だと思った。
私は強い妊婦だと思った。
それなのに結果は、あっさに赤ちゃんは空に帰ってしまった。
せっかく来たのに、3週間しか妊婦でいられなかった。
3週間のママ。
その資格しか、なかったんだと思った。
ママのせいじゃないというだろう。
染色体異常だって。
でもその染色体を作ったのはだれ??
私は自分に怒りを感じる。
流産して悲しみ辛い自分に怒りを感じる。

がん患者の過程と同じだ。
癌を告知される。
初めは悲しみ不安だけど
そのうちなんで自分がって怒りに変わる。
そしてそのうち、それを受け入れるようになる。

その過渡期に私もいるんだと思う。
 
昨夜も彼を攻め自分を責めた。
私たちは親になる準備を十分しなかった。
私たちは幼稚で、親になる能力が足りない。
人のせいにしたり、自分のせいにしたり、神様を呪ったり。 
次なんて考えられない。
恨み辛み。
もうこんな悲しみや喪失感を味わいたくない。
子供なんていらない。
そう、そのうち赤ちゃんのせいにしだす私。
私はろくな人間ではない。
誰にも優しくない。
私は誰にも幸せを与えてない。
そんな私に何の価値があるのか。
私は決めていた。
もう私の大好きな甘いものは食べない。
もし食べたら一生妊娠しないと誓った。
赤ちゃんが幸せじゃないのに、私がのうのうと好きな食べ物を食べるなんて許さない!
ご飯は喉を通りにくいけど食べるよ。
おいしくなんて感じないけど。
私は自殺なんてしない。
ふっともういいやと自暴自棄になるときもあるけれど。
ただ、今は私は自分を許したくない。

自信の獲得。

人は自信がなくなると、生きる気力もなくなる。
長く生きても、今手元に、何か自信がないと、すぐに人と比べて自信がなくなる。 
例えば流産。
女としてだめなんじゃないか。
もう40歳だからよくないんじゃないか。
もっと若いうちに産めばよかったとか。
自信がないと後悔と、自分の情けない気持ちばかりになる。
(天国の虫)「正しい努力。」
そう、正しい努力をし続ければ、うまく行かないことなんてそうそうない。

焦るから、よくない。
比べるから、よくない。
正しい努力をしないから、よくない。

一度うまく行かなくても、ヤケになるな。
うまく言ってる人と比べるな。
本当に正しい努力をしたのか検討してみよう。

そして、一つのことが、上手くいかないからといって、あなたのすべてが悪いことになるわけじゃない。 

確かに子供がいたほうが楽しいだろう。
だけど子供がいなかったら夫婦間が楽しめないなんてないし、幸せじゃないなんてない。

今、手元にある、その幸せに感謝しよう。

無いもの、失ったものを、嘆いていたら、今あるものが可愛そうだ。

悲しい時は泣けばいい。
だけど、少し気分が晴れたら、ちゃんと今ある幸せを感じよう。

今日からまた学校

昨日もデパスのおかげでちゃんと落ち着いて寝れた。
でも旦那の夕ご飯は作る気がせず、しないで寝てた。
冷凍の健康弁当にインスタントの味噌汁、冷奴を旦那が自分で用意して食べていた。
流産した夜旦那はジム帰りに友達と餃子を食べに行った。
その日の夕ご飯は餃子だったから、彼の餃子は残ったままだった。 
恨みつらみじゃないけれど、旦那と私の身体と心の差は大きいように感じたことを伝えた。
それは仕方ないこと。
男性にはなんの身体の変化もないし、流産に遭遇してるわけじゃない。
その現場を体感してる私と悲しみの差があるのは仕方ないことだ。
でも辛かった。
でもこれも流産後のホルモンバランスが変わってしまってうつっぽくなってしまったせいだと理性的になれるぶんいいかと思う。  
だってこうやって学校に向かう通学ラッシュの中にいれるんだもん。
時間が忘れさせてくれる。
それに現実世界では、私の妊娠も、流産も知らない人ばかりだ。
でもいちいち、感じてしまう。
妊娠の時にお腹をかばっていたリュックも今じゃいらないんだなとか。 
妊婦ようのはおりものも、きやすいけど、今もきてていいのかなとか。
それにしても、妊婦用に買った服関係は(ハイウエストのスボンとか)妊婦じゃなくても着れる用なんだけど、伸縮性や、お腹が冷えなかったり、なんて着心地がいいんだという発見はした。
だから妊婦じゃない今も着続けている。
楽観的に考えれば、2ヶ月後に妊娠。
でも、でも、なんかまだそんな気にはなれない。 
まだ、もやもやがあって、まだ傷が癒えなくて、ショックから完全には立ち直れてない。
もちろん、流産する人なんて沢山いる。私だけじゃない。そんなのはわかっているんだけど、ホルモンのせいで、まだ前にしっかり向かえない自分がいる。

また私は一人になってしまった。
2日前には、私のお腹の中に妊娠虫はいたのに。
残念なのは、心拍が確認できなかったこと。
まだちゃんと妊婦らしい実感が、エコー写真1枚しかなかったこと。

うん。

流産後の私の旦那に対する心の変化

なんか、旦那が優しい人だと感じた。
旦那さんとだれにもいったことないし、入籍してからもその前から同棲してたから、実感がぜんぜんわかなかった。
それどころか不満さえ持っていた。
前の奥さんのことでムカムカしてた。
でもなぜか流産後、前の奥さんがどうでも良くなってきた。
前の奥さんを返しての彼ではなく、前の奥さん抜きでの彼を感じるようになった。
なぜだろう。
なんか、この人はずっと私の近くに、ずっといてくれる存在なのだと今更ながら実感したからだ。
家族ってそういうものなんだ。
死ぬまで一緒にいようねって重いけど、少しずつ積み重ねていく、歴史がある。
すぐ忘れちゃうけど、どんな前の彼より、沢山の感情や思い出がある。
40年も生きてきて、いろんな人と付き合って、彼より長く付き合った人もいたのに、上書きされてくんだなぁー、本当に。
なんか隣にいる人。
お家に帰るといる人。
すぐに触れる人。
ご飯を一緒によく食べる人。
私の作ったご飯をよく食べる人。
たくさんケンカしてぶつかり合う人。
お互いの弱さを知ってる人。
そういうのが、家族で、旦那さんなんだなと、今日改めて思った。
嫌なところばかり旦那には感じてしまうけど、優しいってふと思うことがある。
単細胞で、子供みたいだけど、私だって似たようなもの。
でも似たもの夫婦っていうし、私は彼と出会って、いろんな体験をしてきてる。
それは私が一番望んでること。
良いことも悪いことも悲しいことも辛いことも楽しいことも、一緒に感じられる場所にいる人っていうのは、人間が生きていく上で一番大切な存在なんだなと思う。
へんなの。
流産してそんなこと感じるなんて。
でも、ま、いいか。

整形依存。

私は本当に周りの人にも親にもわからないくらいの整形的なものをしている。 
でも平均値に合わせてるということだから、きれいになるというより、整うという感じだ。
例えばたち耳。
これは保険で出来る。
「猿みたいな耳だな。」と昔の彼に言われたことがある。
確かに丸く人よりも目だつ耳だった。
医者もたしかにたち耳ですねといって普通に戻した。
ある時は外科的歯科矯正。
開口といって上下の前歯が開いていた。
保険で歯並びもよくなり、かみ合わせもよくなった。
ただし鼻は手術のせいで変になった。
目はもともと二重だったけど奥二重みたいだったため、「ちょっと目が地味だね」と旦那に言われたので、保険で並行二重みたいに5分でやってくれた。
背中に大きなアザがあった。
先天性のもので保険でレーザー治療をして血まみれになったが前よりマシになった。
顔はたま〜にフォトフェイシャルをしている。
なるべく全身が日焼けしないように、シミおばさんにならないように気をつけている。

私はきれいな人が好きだ。
私はすべてが普通。
人並みの見た目。
それでも、より、標準になりたいと思っている。
標準というのはいいことで、だれからも文句を言われなくなる。
私は標準の顔が好き。
顔全体のパーツがバランスよく整っているのは見ていて気分がいいのだ。
バランスが悪いと不快なのだ。
私の顔を毎日見るのは、私なのだ。
だから私は自分にとって、見て気持ちのいい顔になりたいだけなのだ。
それはバランスのいい顔。
そして元気のある顔のハリだ。
それは自分で見ていて気持ちいい。
それはどんな服を着たって似合う。
それはどんな化粧をしても収まりがいい。

私が小さな努力を美容に積み重ねて、それはだれも気づかない。
だからいい。
整形美人なんてなりたくない。
ただバランスのいい顔であればいい。

ずっと昔から電話をしてる、ある美容外科に予約を入れた。
この人は私の気持ちがわかる人。もちろん、お金儲けの人だけど、私の願いを叶えてくれそうだったら、それはありがたい存在だ。
何年に一度電話をかけても、私の名前を覚えててくれる人。
理想の結果を得るというのは難しい。
それでも、理想に近づくならやりたい。

ちび子が誕生したら、専業主婦を覚悟してたけど。

ちび子がお腹にいるって知った時、びっくりした。
人生初の妊娠検査薬が2本になったから。
私の人生は決まったと思った。
学校で学んでいるお金を稼ぐことも、当分お預けだと覚悟した。
何年間は子供のためにママとして生きようと、当然のように決めざるおえなかったし、納得した。
学校で就職相談があるたびに、もう自分とは関係ない世界になってしまったと思っていた。
でもママになることは憧れでもあった。
反対に仕事をばりばりやる自分にも愛おしさを感じていた。
自分のママみたいに子供産んだら仕事の世界からさよならするんだって思ってた。
見た目だって、もうこだわる必要がない。
いつもズボン、おしゃれより動きやすさでいいと思った。

でも、突然昨日その覚悟も、ママというレールもなくなった。
もちろん1ヶ月後生理がきて、すぐ妊娠するかもしれない。
でも、(かも知れない)って単語に人生合わせるのは大嫌いだ。
それは(かも知れない)に依存し、それがなかなか叶わなかった時、落胆する。
どんどん惨めになる。

そんなのはいやだ!
そんな人生1ヶ月も2ヶ月も送りたくない。

だから、自分らしく、流産より前の自分より、さらに自分らしく生きてやるんだ。

それが今の私の活力。生きるモチベーション。
いつできるか待つだけの妊婦というものに、モチベーションはない。それはマイナス思考になることしかない。

11時間、爆睡する。

昨日のデパス2錠が効いたのか、今日の昼12時までとにかく眠っていた。
旦那はジム帰りに友達と餃子を食べてくるといっていたけど、帰ってきたこともわからなかったくらい眠り続けた。
もう、こんなに寝たのは何ヶ月ぶりだろう、、、。
学校のある日は夜3時にねて、朝7時に起き、学校から帰ってきてから少し仮眠していたくらいだったから、一度に11時間も寝続けたのは本当に久しぶりだった。
起きる寸前、知ってる昔の友達と遊んでる夢を見ていた。
妊婦の為に買ったマットレスは本当に私の眠りをソフトにサポートしてくれる。
妊婦のために買った、ハイウエストのズボンも、だぶだぶの羽織ものだって、とても着心地がいいのだ。
通販で買った服は妊婦でも普通の人でも着れる用だから、これからだって着続けるけど。
でも久しぶりにスカートはいてみようかなあとか、だぶだぶじゃなくて、スリムな服が来たくなってきた。

増えた体重はやっぱり戻そうと思う。
昔の写真をみて、こんなに脚が細かったんだと思った。
もうなんだって動いてもいい。
オイルマッサージだって気を使うこともない。
妊婦ってだけで、いろいろなことを気遣ってたのかもしれない。
一つ一つのことが、胎児に与える影響を。
自分がやりたいことをストレートにやってるつもりでも、ワンクッションやっぱり思考回路として挟んでしまうんだ。
さて、さて。明日からまた、学校だし。
借りた勉強の本は沢山あり、やりっぱなしのことも沢山ある。
今日は日曜日、旦那とは近所の氏神さまにいく約束くらいでほかは私の自由時間だ。
「ねえ、妊娠虫さん、私は想いの他あなたのことが愛おしかったわよ。」
(天国の虫)「知ってるよ。」

さてさて、本当に今日を楽しもう!!!