我慢なんてしなくていい。
我慢しなさい、といわれてみんな育ってくる。
根性論みたいなもので、奴隷のような我慢をさせることを正義のように振る舞う人もいる。
しかし、我慢なんてしなくていいと思う。
逆に、我慢しなくてもすむ方法を考えたほうがいい。
我慢とは一見良さそうに思うものの、思考停止してる状態とも言える。
我慢にもいい我慢と、悪い我慢がある。
たとえば富士山に登りたいと思って登った、辛い、でも我慢して登りたい!と思うのはよい我慢だと思う。
けれど、人に言われて、やりたくもないもの、我慢してその先に何もないものは、我慢しなくても達成できる方法を考えたほうがいい。
例えば、寝る前、女性が生理痛でお腹が痛かったとしよう。
お腹がしくしく痛い中、我慢して寝ようとするが寝られない、ストレスを感じる、痛みで辛い、これは次の日に支障が出るからやめたほうがいい。
だったら、痛み止めをすぐ飲んで、リラックスして寝たほうがいい。
ここで我慢して寝る、というのはいらないと思う。
いろいろな場面で我慢しようとするが、そんなことをして、その先良い結果が待っていそうならしてもいいけれど、我慢した結果がよくならない、逆に悪くなるなら、それはしないほうがいい我慢だ。
そのへんはちゃんと頭で考えて判断できないと、いつまでたっても、人生でストレスを抱えることになる。
我慢は本来必要ないものだから。
自分を不幸せにする我慢なら、やめたほうがいい。