すぐイライラ怒る人はなぜなのか?
なぜあの人はすぐにイライラしたり怒ったり不機嫌になったりするのか?
そう思う人は多いでしょう。
もしくは、なんであの人はあんな悪い事件を起こしたのか?理解できない!と思う人も多いでしょう。
答えは簡単です。
人間誰しも、『自分の都合で行動したがる。』からです。
これはすべての人間がそうです。
まずあなたが考える、なぜあの人は〇〇なのだろう?と嫌な気分になるとき、
あなたにとってその〇〇というのは、自分に都合が悪いことです。
ある人がイライラする起こっている、自分に向けられたものでなかったとしても、『聞いてるだけで不快』なわけです。
不快にさせるその行動をする人は、『自分にとって都合の悪い人』になります。
そうすると、その〇〇の行動が『自分の都合通りなくなってほしい』と思い『なぜ〇〇はなくならないのか?』考えたり、人にいいたくなるわけです。
まず、大前提として、すべての人間が、『自分の都合通り行動したい。』と思っています。
それは、私もあなたも、すべての人間がそうなのです。
そして自分にとって都合の悪いものはなくなってほしいわけです。
テストが嫌いという生徒は、勉強が嫌いな生徒にとって不都合なわけです。
でも勉強好きな生徒にとっては、自分の能力を公表できるチャンスなので、テストはまあまあ都合のよいものです。
では、イライラしたり、すぐに怒ったりする人間はどういう思考回路なのでしょう?
まず、『なんで自分の都合通りにならない』ことにイライラしたり怒ったりしています。
前提にあるのは、『この世は自分の都合通りに行くはずだ。』と潜在意識にインプットされてる人です。
基本的には他人は自分の都合を優先するべきだ、と考える人です。
成長段階で、世の中あなたの都合通りにならないよ、都合通りにしたければ、そのように自分が行動しなくちゃ上手くいかないことを学ばなかった人です。
自分の都合が悪くなると、自分以外の責任にすり替えるので、常に自分は正しいというポジションをとります。
でもそれも大なり小なり、人間すべて、同じです。
過剰に自分の都合通り世の中いくはずだと思ってすぐに上手くいかずに、喚き散らす人もいれば、
マー仕方ないよねと自分の都合通りにいかないよね、と自分を和ませてまあまあ取り繕う人もいれば、
神様にすべてを託し、自分の都合さえ無視する人もいれば、
さまざまです。
ただシンプルに、
自分にはわからない、『相手には相手にとっての都合がある。不都合は避けたい。』ということです。
なので、人間は、嘘をつくし、騙したり、知らないふりをしたり、聞いていないふりをしたり、そもそも覚えてないと言い訳できてしまう生き物なのです。
自分にとって不都合な、自分以外の悪評価を口に出すのは簡単です。
でもその時、賢い人なら、悪評価を口に出したあとの自分の無力さを感じることでしょう。
そしてもっと賢い人ならば、自分と周りの都合が違うから、世の中バランスよく、面白いことが起きて、いろんなことが起こり、人生に彩りを添えていると、広い視野で物事を見られる、『楽な楽しい人生』を送れるでしょう。