なぜこの世に不幸が存在するのか?
なぜこの世の全ての人が幸せにはならないのでしょうか?
なぜこの世の全ての人の不幸がなくならないのでしょうか?
それはとても簡単です。
幸せとは自分が思った通りに物事が進むことです。
人間は誰しも自分の都合のいいように物事を動かしたいと思っています。
でもそう簡単には行きません。
たくさん人間がいて沢山の人間が自分の都合のよいように行きたいと思っているからです。
あなたにとっての自分の都合のよい状況というのは他の人にとって不都合だったりします。
なのでこの世の全ての人が幸せになることは無理です。
まずそこを認識しましょう。
なぜあなたが不幸なのかといえば、
自分の都合通りに物事が運ばないからです。
それは小さなことでも大きなことでも一緒です。
例えばあなたが朝鏡を見たら顔がむくんでたとしましょう。
女性なら朝見た顔が不細工なら、
不幸な気分になります。
なぜならあなたにとって鏡に映ってほしい顔は美しい顔だからです。
すでにそこで不幸が発生しています。
すでに鏡を見た瞬間に幸せではない気持ちになっています。
すべてはあなたの考える都合のよい状況、というのが元凶です。
宗教で無心無欲になればという言葉
あれは要は自分の都合のよい状況を作らないということです。
欲さない、都合のよい状況を求めない。
あなたが肩が凝り始めたとしましょう。
あなたが少し不幸な気分になります。
あなたにとって都合が良い体が手に入っていないからです。
あなたにとっての都合が良いからだというのは毎日健康で何をやっても体力があり疲れない体です。
でも残念ながら年を追うごとにその都合は不都合に変わっていきます。
頭の中で年だから仕方ないと一生懸命自分を慰めます。
都合が良い状況が手に入らないなら、諦めるしかない、もしくは少しでも都合のよい状況にしようと奮起する。
でもそれは自分は不都合な状態にあると自分で認識している=不幸である自分を認識しているわけです。
ではどうしたら良いのか?
『ちなみにはじめにいいましたが、自分の都合通りすべてが行く(=完全無欠の幸せ)はほぼ存在しません。
なんてったって、何十年後かには何かしらの理由で、あなたは死んでしまう運命ですからw
あなたはこの世から存在しなくなり、ほぼいなかった存在になりますし、あなたの都合はどうでもよかったことになりますwあなたの幸せも不幸もどうでもいいことなのです。』
不都合を紛らわすためならいろいろ手段はあります。
・自分より不幸な人をみて、自分は思っているより都合が通っていると比較し、自分は幸せだと思う。
・これは都合が悪いではないと、ひたすら考えないようにする。もしくは都合が悪いおかげで上手くいくと未来に託す。
・宗教に入信して他人にあなたは幸せだと洗脳してもらう。
・自然回帰して人間社会から遠ざかり、自分の都合はほぼ無力だと思い知り、自分の都合なんてなかったことにする。
・外国にいって、自分の都合は無力だよねを前提に日本から脱出し、奮闘し、自分の都合より生き抜くことで都合が悪いことを一時忘れる。
・他人の悪口、他人の噂話をひたすらして、自分の不都合を見ないようにする。
・他人に依存し、他人に信奉し、自分の存在を忘れる。もしくは、他人と同じ素晴らしいものだと自分の存在をすり替える。
・とにかく仕事でも趣味でも恋でも、なんでも没頭し集中すると不幸だなんて、集中してる時は感じなくなるので、とにかく集中する。
・自分の人生の不都合なんて見ないで、周りに流さるまま考えないで生きる。
・自分の最悪な時の状況を鮮明に思い出し、あの最悪な時よりずっと都合が通る自分になったと褒め称え、もう少し都合が通るように死ぬまで努力し続ける。
・将来の不都合は考えず、お金の力を使って、手当り次第に自分にとっての不都合なことをお金の力が解決していく。
などあります。
みんなあんがい使ってる手であったりします。
普遍的法則というのがあります。
変えられないこと。
例えば、何十年後かに死ぬことは変えられない。
体を何十年も若返らせることは、現段階では出来ない。
他人の都合と自分の都合がぴったり噛合続けることは出来ない。
これらは変えられない。
変えられないことをいくら、自分の都合に合わせようと思っても不幸を生むだけです。
何だったら自分の都合通り進められるか?
まずそれを考え実行し、幸福感を得る。
自分の都合通り出来ないだろうことは、すっぱり諦める。
普遍的法則を信じるなら、それくらいシンプルに物事を考えた方が良いです。
そして、自分の都合通り進められることは、少し時間がかかっても、出来ることも多いです。
行動して、これは都合通りいかないなと直感で気づいた時が諦め時です。
あなたは何十年後かにこの世をさり、あなたの都合の有無や幸せ不幸なんてものは、どうでもいいものになるのですから、
あと何十年かの時間を有効に、満喫してください。