子宮細胞診で要精密検査「HSIL ClassⅣ」
健康診断でE判定だったため、
「コルポスコピー検査」と「組織診」をしにいった。
旦那は男性の医者は嫌がったが、近さと日帰り手術と口コミの良さで、そこにした。
予想通りのよい病院、先生だった。
一安心した。
いや、結果は2週間後で、私の予想だと日帰り手術が必要になるんじゃないかと思っている。
もしくは、様子見で子供を優先しましょうか、、。
年齢43歳、流産2回、夫婦では子供はまだ希望している。
先生の話では、
「盲腸のように緊急性があるものではないということだ。」
妊娠中に子宮頸がんが見つかる人は案外いるけれど、それはそれまであまり検診を受けてなかったからだという。
自覚症状なし、セックスを1回でもしたことがある女性ならかなりの確率で子宮頸がんの元となるウイルスに感染したことがあるようだ。
ただ感染しても自己治癒されてしまう。
長期に感染し続けさらに、そのウイルスが子宮頸がんになりやすいものに感染していると、なるという。
初めて知った。
この年まで、エイズは知ってるけど、セックスで身近に感染し、がんも引き起こすものがあるなんて知らなかった。
なんで子宮頸がんの検査をしなくちゃいけないのか知らなかった。
今回初めて知った。
昔友達の彼女には子宮がないから、子供は作らないといっていた。
もしかしたら、子宮頸がんだったのかもしれない。
家系ではガンになった人を知らないので、私はガンとは程遠いと思っていた。
もちろんまだ決まったわけではないけれど、その可能性は2週間続く。
今日検査に行き、患部の写真を見せてもらった。
たしかに穴の周りが白かった。
始めてみた。
今日は、病院まで自転車で25分くらい走り、検査後もプチ出血してたけど自転車で帰ってきた。
先生は
「子作りは普通にしていいですよ、とくに生活を変える必要はありません。」
といった。
去年子宮頸がんの検査を受けた時は異状なしだった。
「1年ちょっとでハイリスクの診断になるんですか?」ときいたら
「検診の検査は簡易的なものだから、詳しくみるには精密検査が必要。
健康診断は、もしかしたら何かあるかもしれませんとチェックをするだけのもの。」
といっていた。
なるほどー。そうなのか。
健康診断でとくに異状なくても、「見逃されている可能性もある。」ということだ。
もしかしたら去年の検診の子宮頸がんのものは、異状なしだったけれど、単に見逃されただけなのかもしれない。
旦那が浮気してたのは何か関係あるか?これからセックスをすると何か悪い影響はあるのかきいてみたところ。
「ない。普通で良い」とはっきりいわれた。
たしかにウイルスは男性からもらったかもしれないが、それを突き詰めても実際のところわからないし、突き詰めても意味がないということだ。
すでにウイルスには感染している身。
もし0期のがんなら初期に取りましょうということになるだろう。
そして定期的に検診を受けるのみだ。
重大になる前の状態。
とても、いろいろ考えさせられる。
普通に生きてきた。
とくにジャンキーなものも、とくに無理することなく、できる限り健康や美容には気を使ってきたつもりだけど、
検査に引っかかるんだと思った。
でもなんでも早いほうがいい。
虫歯だってそうだ。
シミだってそうだ。
もし何か悪いことが少しでも起こったら、それはなるべく早く、改善したほうが、面倒くさいことにならない。
今回は旦那が、今年は不妊治療をしたい、今年こそ子供が欲しい、その前に子宮頸がんの検診に行ってきてといわれたことで、発覚した。
だって私の中では去年の子宮頸がんの検診は異状なしだったから。
たぶん旦那がいわなければ検査は受けていない。
そして今回の結果も知ることはなかっただろう。
ちょっとだけ、「死ぬ」ことを考えた。
43歳で、まだこれから子供もと考えていて、人生まだまだ折り返しと思っていたけれど
そうは決まってないのだ。
もしかしたら、案外早めにこの世とおさらばする可能性だってある。
死ぬことを目の前にすると、いろいろな感情が湧き出す。
人への優しさ。
人生の満足感。
怖さ。
今後の不安。
いやだれでもいつかは死ぬんだからという当たり前の情報に対しての認めてない感。
放射線とかして髪の毛抜けたくない。
子宮とって更年期とかやだし、旦那はさぞかし落胆するだろうし、二人して真っ暗になってしまうだろうと思う未来はいやだ。
飼っている犬よりも早く死ぬ可能性もあるのか?論
子宮とってリンパ節とってとか絶対大変な未来は拒否したいという感情。
いつも健康が1番大切っていってる自分がもしがんになったら、何も言えなくなるなーと。
でも気分的に、再検査受ける前は、不安で仕方なかったし、もし再検査受けたあと、結果がわかるまでの時間最悪だなと思ったものの
実際は再検査受けたら、結果も知らないのに、まだ何もわからないのに、晴れ晴れとしている。
見せられた患部の写真は異状があった。
それは確定。
あとはどのくらいの範囲なのかを知った上でこれからどうするかを決めるとすんなり言われて。
たしかにそれしかないなと思った。
起こったことはどうしようもないのだ。
なってるものはどうしようもないのだ。
それに、私は元気だし。
でもちょっとだけ、死の恐怖を味わい
この何日間、複雑な感情が芽生えた。