なぜ幸せな結婚ができないのか?
「あなたは今、自分が求めていた仕事を毎日幸せそうにしていますか?」
たいていの人が、ほどほどに頑張ってますとか、まあまあかなとか、やーもう転職したいとか、やってられないとか、自分が何をしていいかわからないけど生活のために働いているとか、いろいろ意見はあるでしょう。
自分の仕事さえままならないのに、なぜ結婚はうまくいく前提なのでしょうか?
結婚は理想的な相手に出会えて、結婚生活も夢のようで愛し愛され末永く死ぬまでなんて、勝手に決めてから、結婚相手がいないか探すのでしょうか?
仕事で大金持ちになれて、自分が大好きな歌の仕事ができて、みんなから羨ましがられる仕事ができるはずと思って、就職先を探す人はいないでしょう。
仕事は違うはず、まず自分の能力にあった仕事にか見つけようとしません。
そしてそこそこの生活ができればいいと思って給料にもそれほど文句をいわず、上司にも黙って従うでしょうし、つまらないと思う仕事も毎日するでしょう。
けれど結婚は違います。
まず自分の市場価値やレベルもかなり盛り気味です。
自分は普通よりは少し上で、頭も性格も程よくいい感じなはず、年齢より若く見えるしと、勝手にいい感じの自分が前提になります。
周りから見れば、「は?」と思うことを自分の思い込みで自分の価値を決めてから、結婚相手を探します。
結婚相手に求めるものはたくさんあればあるほど、理想的な相手とはもちろん巡り会えず、あの人はだめ、この人もだめと☓をつけていきます。
そして理想的な結婚の妄想ばかり膨らんで、いっこうに巡り会えることはないでしょう。
いや私は妥協なんてしたくない!
でもそれは相手に求めるばかりで、自分に妥協してないでしょうか?
あなたに何ができるのか?
なぜか結婚に、相手を幸せにできるか?の問いはあまりありません。
どちらかというと、相手は自分を幸せにしてくれるか?ばかりです。
お互いそうなのですから、残念ながら成立しません。
妥協で結婚できればラッキーくらいに思うくらいがちょうど良いのです。
あまり細かいことは気にしない。
相手に求めない。
自分に幸せを求めれば、幸せになれます。
結婚してても、してなくても。