辛いと思ったら逃げよう。
人生には、というとより、みんな、すべての人が、自分の時間軸の中て、辛い時がある。
辛いってなにかというと、努力しても、自分の思う通りにいかない時ということだ。
例えば誰かの死。
トラウマが外部刺激によって蘇る。
理想通りの見た目にならない。
目的が見つからない。
他人が自分より輝いて見えるという幻想。
自分の価値が虚しい。
子供が出来ない。
運命の人に出会えない。
いろいろあるだろう。
あなたにとっては深刻でも、他人からみればよくあること。
とにかく、そんなこと考えてたって、意味ないのに、どんどん深みにハマる。
だから、そういう時は逃げるのも手だ。
がんばるのではなく、一度逃げてみる。
どこに逃げるか?
物理的に逃げてもいいし(飲みに行く、自然回帰しにいく)
心理的に逃げてもいい。(漫画をみる、音楽を聞く)
とにかくくだらないことに逃げるのがいい。
気分転換だ。
気分を一度違う場所に持っていって、辛い場所から離れる。
離れてみると、まだ辛いかもしれないけど、見えてなかったものが見えるようになる。
逃げて解決するわけじゃないけれど、小さなヒントが貰えるかもしれない。
逃げるのは悪いことじゃない。
何かを失えば、何かを手に入れる。
離婚があれば、あたらしい人と出会える。
クビになれば、あたらしい職場や人と出会える。
なにか辛いことが起こって失ったとしても、その失った場所は、何かを新しく受け入れる空間に過ぎない。
この世に永遠のものなどない。
自分の命が永遠ではないのが証拠だ。
辛いことを受け入れ、手放し、新しい価値や出来事を受け入れることは、ごく自然の当たり前のこと。
辛いことは、いずれ忘れているのが、人間の能力だから。
逃げるのもまた能力。