【実録】どうやって不倫相手の女性から2週間で慰謝料が振り込まれたのか?
まず、私は不倫相手の女性から慰謝料請求をし、約2週間弱でお金を振り込んでもらいました。
これは、不倫問題が終わった日から1年過ぎた頃の話です。
不倫の時効は3年です。
私は不倫問題が終わり(まあ現場を押さえてすぐに離婚を夫に叩きつけ、終わらせたのだけど、、。)夫からも慰謝料的なもの(現場を押える2ヶ月前に浮気がわかり、もう一度したらお金頂きますにサインしたため。)をもらい、3ヶ月別居し、新居に二人でやり直すことにしたのです。
しかし1年後、順調にいってたのに突如として、2つのことが重なり、突然の不倫フラッシュバックに悩やみ始めました。
一つは子宮頸がんの検査にひっかかり癌じゃないかと不安になったこと、そしてテレビでの芸能人不倫報道。
ふつふつと、怒りがこみ上げました。
なんで私が子宮頸がんにならなくちゃいけないの?(子宮頸がんのウイルスはセックスで感染する。)というのと、なんで不倫なんてこの人たちするの!という怒りです。
他人事とは思えず、とにかくわけのわからない自分でも抑えることのできない、不安とやるせなさ、怒りで胸が苦しくなってきたのです。
ここから抜け出したい、苦しい、なんで私がこんな思いをしなくちゃいけないの!
そして思いついたのが、不倫相手への慰謝料請求でした。
もちろん旦那が一番悪いのはわかっています。
でもこの不倫相手もなんで奥さんに見つかったと聞いたのに、不倫を続けたの???という
怒りがふつふつふつと、燃え上がったのです。
私は怒りに震えながら旦那に宣言しました。
「私、不倫相手の女性に慰謝料請求する!」と。
夫はもちろん、終わったことなのだから、やめなよといいましたが、私が断固として、やる!といったので、勝手にして、でも自分を巻き込まないでねといいました。
別に夫に何かしてもらおうなんてこれっぽっちも思ってしませんでした。
ネットで慰謝料請求の仕方を学びました。
第一段階:
相手の女性のフェイスブックに挨拶と伝言をする。
「あなたの家の住所を教えてほしい。教えてくれなきゃ、あなたの勤め先に手紙を送る」と。
第二段階:(返事はなし。)のため、早速ネットにのっている通り、相手の勤め先に慰謝料請求の内容証明を送りつけました!
「精神的にいまだフラッシュバックに悩まされている。なので、貴方には慰謝料請求する。」みたいな内容。超具体的にいくら、ここに振り込んでくださいと書きました。
※内容証明は現在簡単にネットで申し込みできます。
第三段階:相手のフェイスブックから連絡がくる。
なんと会って話がしたいと要求される、が丁重に断る。会いたくない。なんの話があるのか?確認する。
第四段階:(1日応答なし)そして突然、長文のメールがくる。
「私はあなたの旦那に騙された。私はそのおかげであなたと同じくらい苦しんだ。だから慰謝料は旦那に払ってもらえ。」という内容だった。
なんだこいつ!自分のことばかり被害者面してと思う。
不倫したのはあなた、なにか勘違いしてませんか?と思うものの、丁重に、そしてすっぱりと「内容証明の内容に変わりなし、あなたは不貞行為を私にしました。払わなければ訴訟を起こします。」的な内容を短く返す。
ポイントは、あなたは慰謝料を払うに値することをし、また払わないから訴訟をされ、訴訟になったらもっと慰謝料請求上がります、問題解決にてまかかりますことを端的に伝える。
どっちとってもどうせ勝てないことをわかりやすく冷たく論理的に伝える。
けっして相手の感情にのってはいけない。
最後にすぐにお金を振り込めば、この問題は示談書という形ですぐ解決することを最後に伝える。
第五段階:相手は負けを認める。払います。「でもその前にその示談書の内容みせて!」とくるので、メールで内容添付。
※示談書のテンプレートもネットにありますので活用ください。
第六段階:サインとハンコを、押して相手に簡易書留で示談書を送る。銀行振り込みされる。相手から示談書送ってくる。
完了です。
ここまで約2週間弱です。
ここまできれいな早い流れでこれたのはいくつかポイントがあると思います。
①手元に不倫を認めた相手の証拠があり、訴訟になっても勝てる自信が自分にある。
→私の場合は、旦那がもっていたホテルのレシート、3人で話し合いをした時の録音内容、旦那が相手の女性の家の泊まった証拠になりそうな、彼女の家の近くの駐車場のレシート、また旦那の携帯の彼女の家に行ったグーグルマップのタイムラインのスクリーンショット等ありました。
そんな証拠を持っているとは彼女には伝えてませんが、相手の女性がこちらからの内容証明に対してメールを送ってきた、その内容が「確かに私は不倫をしてました。」と感情まかせに書いた内容を送ってきたわけです。(自爆。)
案外不倫についてよく知らないで、不倫をする女性の場合、勝ち目はかなり高いです。
②短時間で終わらせたい為、そこまで難しくない払える金額を想定し、高額請求しなかった。
→慰謝料請求はいい値です。
ある意味請求する分にはいくらでもいいわけですが、相手の懐具合にもよります。
また離婚してるかしてないか子供がいるか、結婚年数とかでも実際に、貰える額は違います。
私の場合は離婚せず、子供もいない、結婚年数は4年、彼からいちを浮気していた時の約束でお金は貰っている、不倫期間は2ヶ月とそこまで長くないと慰謝料請求してもそこまで高くとれない条件でした。
なので弁護士を雇ったとしても勝ち取れる額と弁護士に払うお金がプラスマイナス0になる可能性が高いわけです。また手間もかなりかかってしまい、見合うだけのお金がもらえるかは微妙だったため、低い金額設定で確実に早く振り込んでもらえる額にしようと思っていました。
ちなみに、私が請求した額は彼女が住んでいたマンション家賃の3ヶ月分くらいの価格です。
③相手がある程度きちんとした人だったので社会的地位を利用できた。
→人には守りたいものがあるはずです。
例えば相手はすでに結婚していたらその相手には知られたくないとか、今回の場合は、仕事場に知られたくないと思っている人だったため、職場を知られているというのは、かなりプレッシャーだったと思います。
ある意味駆け引きなわけです。
私は内容証明と示談書を送ったお金と、メールだけで慰謝料を振り込んでもらいました。
誰にも相談せず、ネットの情報だけで、慰謝料を振り込んでもらうことができました。
最後に、自分の銀行に振り込まれたお金をみて思うことはとくにありません。
ただ、気持ちのつっかかりや、彼女への怒りは消えました。
だって示談書は自分で作り、もうこの問題を終わらせることを、自分でしたのですから。
旦那にはこれからも、イラッとしたりふつふつと怒りがこみ上げることがあっても、彼女のことは私の中から消えることでしょう。
なにせ実際に会ったのは1度きりですから。
旦那は残念ながらこれからも毎日顔をみるので、忘れることはできませんが。