人生で大切なこととは?
インドに瞑想に行った時、その言葉は舞い降りた。
人生で大切なこと。
それは
「有ることを知る。」だ。
あなたはすでにすべてのものを持って産まれた。
でもそれをあなたは知らない。
いつもあれがない、これが足りない、だから自分の人生は物足りなく幸せになれていないと思うだろう。
死ぬときもそうだ、あれをやっておけばよかった、もっとこうおけばよかったと。
でもそうじゃない。
すでに、あなたはすべてのものをもって、この世に産まれた。
それを知らないから、いつまでたってもないない、あそこにあるかな?と探しにいくのだ。
本当はすでに自分が持っているのに。
でも思うだろう。お金ないよ、友達も恋人もいないよ、仕事も辛いよと、隣の人は自分よりずっといい、ああしておけばよかった、自分の環境が悪かったと。
でもそんな目の前のことを言っているのではない。
形あるものはいつかなくなる。
もっと深く、強いものだ。
「有る」、というのは。
ただ自信があり、どんな時も変化することを恐れず、体の声に耳を傾けることができ、全てはつながっていることを知っていること。
形がないと不安というのは、全て自分がもっていることを知らないから、不安なのだ。
自分が産まれた時から、すべてを持って産まれてきたことに、「気づく」ことこそ、人生で大切なことなのだ。